事業の拡張性を探る——
医療・介護グループCEOへのヒアリングから得た気づきと、ORIVEX.の現在地

他領域への挑戦と、そこから改めて見えてきた「ORIVEX.が今向き合うべき使命」について。

田舞 弘徳 ORIVEX. 代表

皆様、こんにちは。ORIVEX. 代表の田舞弘徳です。ORIVEX.は、「健康づくりは人づくりである」という理念を掲げ、パーソナルトレーナーやジム経営者の皆様が直面する過酷な現場環境をテクノロジーでシンプルにするためのツール開発を行っています。

主力プロダクトであるサプリメント診断ツール「SUPPLEMENT-ORACLE-」は、現場の「不」や「非効率」を一つひとつ解消し、トレーナーがクライアントとより深く向き合える余裕を取り戻すための第一歩です。現在も多くのトレーナー様にご活用いただき、現場の声を反映しながら継続的なアップデートを行っています。

今回は、ORIVEX.のさらなる可能性と事業の拡張性を探るための活動報告として、先日行ったヒアリングについて共有させていただきます。

医療・介護領域への展開可能性を探って

先日、数十店舗を展開されている医療・介護グループのCEOの方に直接お時間をいただき、事業領域の拡張に関するヒアリングを実施しました。

パーソナルトレーニングの現場と同じように、医療や介護の現場もまた、多忙な労働環境や属人化といった課題を抱えているのではないかと考えました。もし、私たちのテクノロジーや「エビデンス・ファースト」の考え方がその領域でも活かせるのであれば、より広く社会の健康づくりに貢献できるのではないかと模索したためです。

直面した「法的ボトルネック」という壁

しかし、実際にお話を伺う中で、介護領域への展開には非常に高いハードルがあることがわかりました。

最大の理由は、介護の現場には「主治医の指示に基づくケア」という法的なボトルネックが存在することです。医療や介護の世界では、法的な枠組みや医師の指示が絶対的な基準となります。

そのため、私たちのようなSaaS企業がスピーディーに横展開を図るには、この領域の参入障壁は高すぎるという結論に至りました。

「今、私たちがやるべきこと」の再確認

今回のヒアリングを通じて他領域への参入の難しさを知ると同時に、「ORIVEX.が今本当に向き合うべき対象」がより明確になりました。

それはやはり、日々クライアントの身体だけでなく、その人の人生そのものに寄り添い、複雑な業務に追われているパーソナルトレーナーの皆様です。

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専門知識の差によって提案品質が左右される現状を変え、AIと自動化によってエビデンスに基づいた提案を誰に対しても届けられる環境を構築する。書類作成や資料共有などの「本来やりたかったこと」以外の業務を私たちが担い、トレーナーが指導と対話に専念できる社会を目指す。

この私たちが掲げるビジョンには、テクノロジーで解決できる課題がまだまだ山積みです。現在開発中のトレーナー専用AI「NutriMind」を含め、これからも現場の声をもとに生まれたアイデアを形にし、皆様に誠実な関係性とともに本質的な価値を届けてまいります。

自動化は人を遠ざけるためではなく、人を近づけるためにあります。

ORIVEX.はこれからも、テクノロジーがトレーナーとクライアントの関係をより豊かにするために、現場で使えるプロダクトをつくり続けます。

今後とも、ORIVEX.をよろしくお願いいたします。